爽快な傑作青春映画!!!
女であることの苦しさとゲイであることの苦しさ。壁にぶつかり無数の傷を負いながら、手を取り合って駆け抜けていく二人。そうだった、20代ってこんなにも険しい。大学生には大学生の、社会人には社会人の痛みに溢れている。異性愛も同性愛も問題ばかり。だけどそれらを乗り越えなくちゃ、自分自身に辿り着けないんだった。
ああ、なんてなんて、いい映画なんだろう。はみだし者の友情は最高だ。
親友のため、自らの尊厳のために走りまくり、言うべきことをためらいながらも全力で言う2人の姿に、全身が熱くなった。
これまで映画の中であまり描かれてこなかった関係性を、こんなふうに見せてくれたことにも大大大感激!
友情に、紙の証明書はない。
そのぶん、脆さも儚さもある。
いろいろな問題も出てくる。
だけど、若さと体力のあるときにできた友達は一生ものだと思った。思えた。
そんな素晴らしい映画だった。
仕事に育児、日々の暮らしに忙殺される大人になった今だからこそ、観られてよかった!
良い結婚式に参列したあとみたいな晴れやかな気持ち。
LGBTQの理解のために見るんじゃなくて、自分の為に見る映画って感じでした!
名セリフがありすぎて、早く言いたい!
男女の友情の話。私のキムゴウンちゃんが豪快なジェヒをとても気持ちよく演じてくれております。
前よりもたくさん変わってきたこんな時代に、生きづらさを抱えた様々な人間模様が描かれる中で、本当に大切な人がいるのはいつの時代も変わらないと、そう思わせる作品でした。
最後のダンスはすぐにTikTokでやりたいです。
ゲイであることは弱みじゃないよって伝えてくれたジェヒに感動。
恋愛に性別が関係ないってことが、すごく伝わる!
私もカミングアウトした身。
共感と学びがたくさんあるこの作品が、日本に来てくれてありがとうって思う!
男女の関係
若い時に得た道
そこから広がる展開
人生に道あり
小さな幸せと感じられる時間の使い方
描く世界観と気持ちの変化、浅い色合い
(リップの色、好きだなー。)
都会で恋愛するということは、たくさんの人の視線や勝手な意見の渦の中で好きな人を見つけ、堂々と関係を作っていくことなんですね。男女の愛と友情は似てるけど、少し違う。
どっちも手に入れられるなんて主人公が羨ましい。
今までずっとこのような男女の友情が映画で描かれることを心待ちにしていたのだと思います。私の大切な二十代の心が飲み干した、せつなくてたくましい大きな感情たちを、駆け抜けるように思い出させる作品。ライフステージは変わってゆくけれど(そこも好き)、フンスの人生にはジェヒが登場することが必要で、ジェヒの人生にもフンスがいないとダメだった。
二人が世界で1番仲良しだったことを、忘れることなく未来を生きたい。
どう生きたらいいかわからなくて、めちゃくちゃだった若い頃を一緒に過ごしてくれた友達の顔が浮かんだ。
恋愛感情とは違う、でもかなり強い気持ちで、今も彼らのことを愛している。
自分を救ってくれた人だから。

この親友がいたから自分らしく生きられた。そんな濃密な関係性に魅了される120分。
息苦しい"普通"社会をサバイブする為に主人公達はタバコを吸って深呼吸する。
吐かれた煙が大気に混じっていくようにきっと社会の空気を少しずつ変えるのはこういう物語が持つ強い力。つまりは愛‼︎
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(順不同・敬称略)